138人の知恵を集めた『繊細さんの知恵袋』読んでみた感想まとめ

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主婦を楽しむ

今回はHSP専門カウンセラーである武田友紀さんの著書『繊細さんの知恵袋』を読みました。

この本は138人の繊細さんの知恵を集めたもの。

繊細さんならではの悩み「こういうとき、どうすればいいの?」に対して同じ繊細さんの答えが書いてあるので、とても分かりやすいです。

こんな人におすすめ
  • HSPの人
  • 繊細で生きづらさを感じている人
  • 他の繊細さんについて知りたい人

この記事を書いた人

  • HSP気質
  • 読書は年間100冊以上
仕事、人間関係の悩みがスーッと軽くなる! 「繊細さん」の知恵袋 [ 武田友紀 ]

読もうとおもったきっかけ

「自分はHSPかも?」と思うようになってからHSPについての本を探していたときに出会いました。

仕事・人間関係など、章ごとに細かくまとめられています。

イラストもけっこう書かれているので、さらさらっと読めました^^

本を読んで学んだこと

この本ではHSPの人を「繊細さん」とよんでいます。

本音と感性を大切にする

自分がどう思うかよりも、まわりがどう思うかを基準にしていると自分を責めてしまうようになります。

つらいことがあっても「自分が弱いからだめなんだ」など。

どんなにまわりとちがっても、自分が感じたことを否定せず、「私はこう思う」と自分自身を認めてあげることが大切。

イライラしたときは心の「~したい」を優先する

繊細さんはいろんなことに気づくので先回りしてあれこれやってしまう人が多いです。

家事など「自分ばかりやってる…」と思うことありませんか?

そんな風に不満がたまってるときは心の「~したい」を優先するようにしましょう。

頭で考える「洗い物しなければ」より、心の「つかれたから休みたい」を優先する。

気をつけてほしいのは「相手がこうしてくれればいいのに!」ではなく「私は~したい」と自分を主語にして考えることです。

自己肯定感をとりもどす

自己肯定感とはその名の通り、自分を肯定する力。

本音をがまんして生きてきた繊細さんは自己肯定感が低い人が多いです。

低くなってしまった自己肯定感を取り戻すために、3つのことを意識しましょう。

  1. 「~すべき」思考をやめて、「~したい」という自分の本音を大切にする
  2. 自分の体と心に目を向けて、必要なときはケアする
  3. 自分の本心を受けとめる

私は「~すべき」思考が強いから、まずは自分の本音を大切にするとこから!

刺さったことば

「相手をキライになってもいいんだ」と自分を許してあげてください。

「繊細さん」の知恵袋から引用

私は苦手だと思っても「キライだと思うのはいけないこと、キライだなんて思う自分って最低」と自分に言い聞かせていました。

でも、だからこそ苦しかったんですね。

心の中の自分は「キライ。つらい」なのに、その自分の心の声を真正面から否定してるんだから。

この本を読んで「あの人のことはキライ」と認めたら、気が楽になりました。

実践したこと

本を読んで満足するだけではもったいない。

私は読んだあとで「これならできそう」と思ったことを実践するようにしています^^

本を読んで実践したこと
  1. キライの感情を認めてみる
  2. 心の「~したい」を優先する

1.キライの感情を認めてみる

私がキライだと思った相手、それは「義母」です。

夫とは学生のときから付き合って結婚したので、義母との付き合いもかなり長いです。

とてもいい人なんだけど、なんだろう。

【私の領域に土足で踏み込んでくる人】なんですよね。

「ちょっと太ったんじゃない?」とか平気で言う人。

結婚してからは孫の催促、専業主婦の私がいやなのか「働いたら?」とか夫がいないときに言ってくる。

お金も毎月のように貸していたときがあります。

すごく悩みつつ、でも義母は夫を育ててくれた人。

義母を嫌だと思う自分ってサイテーだな

会うたびモヤモヤしてたけど、「そんな風に思う自分が悪い」と心に蓋をしてきました。

でも1回認めてみたんです。

「私は、義母がキライだ」と。

そしたらほんとーに心が軽くなりました。

そして認めたおかげで冷静になれたからなのか?「キライ以外の部分」をみつけられるようになりました。

ネットでみるような嫁いびりはされたことないし、義母の家に行ったとき家事の手伝いも強要されたことない。

キライを認められなかったから、逆にキライな部分に集中してしまったんだと思います。

心の「~したい」を優先してみる

県外で親せきの結婚式があったときのこと。

交通費だけでもかなりの額だったので、節約もかねて夜はマンガ喫茶に泊まろうと思ってました。

マンガ大好きだから、むしろ楽しみにしてました

でも実際に結婚式がおわったあと思ったこと

つかれた

名前も知らない人にニコニコして、慣れないパーティードレスをきて、ヒールで歩き回って。

週5日もひきこもってる私は疲れ果ててました。

でも節約しなきゃだし、マンガ喫茶にするべきだよね。

(するべき思考が染みついてる…)

そう思ったとき、この本を読んだことが頭に浮かんだんです。

「お金を気にせずなんでもできるとしたら?ほんとはどうしたい?」と自分に聞いてみたんです。

お風呂に入って、ふかふかのベッドで寝たい

でした。

そこで今日泊まれるホテルを探したら、歩いて10分のところにある!

えーい予約しちゃえ!

自分の「~したい」を優先したんです、結果どうだったか?

最高でした

ふつうのビジネスホテルだったけど、

  • 安心して1人になれる空間
  • ゆっくりお風呂にはいれる
  • ふかふかのベッドで爆睡

こんなに幸せでいいのか?と思ったくらい。

マンガ喫茶より4000円ほど高くなったけど、後悔は1ミリもなかったです。

あのときの疲れ果てた私には4000円以上の価値がありました

マンガ大好きだけど、あのときマンガ喫茶に泊まってもマンガを読む気力もなく、かといって熟睡できるわけでもなくストレスたまってたと思います。

そして心の中の「~したい」を優先することってこんなにすごい効果があるんだ!と実感したし、これからもできるだけ優先していきたいと思えた出来事でした。

感想

この本を読みながら「そうそう!」「わかる!」と思わず声にだしてしまうくらい、本にのっている繊細さんの悩みが私と同じでした。

さらに繊細さんの「こういうときはこうしてるよ!」と知恵も書かれているので「たしかに。そういう方法もあるね~」と友達と話してる感覚で読み進めていけました。

まとめ

今回私が1番学んだことは

  • 自分の心の声を、どんな本心だったとしても1回受けとめてみる
  • その心の声を否定しない

自分とは一生付き合っていく相棒だからこそ、自分をもっと大切にしていきましょう^^

みんながそれぞれの個性を受けとめて、生きやすい世の中になっていけばいいな

書籍情報

タイトル:仕事、人間関係の悩みがスーッと軽くなる!「繊細さん」の知恵袋

著者:武田友紀

出版社:株式会社 マガジンハウス

出版年:2020年9月24日

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