『ぼくたちは習慣で、できている。』感想まとめ。やる気を信用しない、まず動く。

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主婦を楽しむ

佐々木典士さんの著書『僕たちは習慣で、できている。』を読んだのでまとめます。

この著者の前作『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』は23か国語で翻訳され、世界累計40万部を突破したベストセラーです。

23か国語に翻訳されるってすごすぎる…!

今回はそんな佐々木さんの習慣の本。

「はやく読み進めたい!けどじっくり読みたい」

と思う本でした。

結論をいうなら

めちゃおもしろい!

とりあえず習慣についての本読みたいって人はぜひ。

こんな人におすすめ
  • 自分は「意思が弱い」と思っている人
  • 他の人の習慣を知りたい人
  • 読書好きな人

この本では著者の1日のスケジュールから、イチローや村上春樹さんなど有名な人の習慣についても書かれています。

ほぼ文章で(イラストはかなり少なめ)、300ページ以上あるので読書好きな人におすすめ。

ぼくたちは習慣で、できている [ 佐々木典士 ]

読もうと思ったきっかけ

私がこの本を読もうと思ったきっかけはダラダラした生活を抜け出したかったから。

私は現在子なし専業主婦です。

ブログを書こう、と思ってもなんとなくYouTubeみて気づいたらもう夕方、なんてことが続いてたんですよね。

「今日はダラダラするぜ!」と決めてダラダラするのって最高なんだけど、やることがあるのにダラダラしてしまった…ってときは罪悪感があって。

この状況をなんとかしたいなーと思って読みました。

読んで学んだこと

私が読んで学んだことを3つにしぼりました。

  1. 「やる気」を期待しないでまず動く
  2. 失敗と自己否定をわけて考える
  3. 村上春樹の徹底した習慣づくり

1.「やる気」を期待しないでまず動く

「私のやる気スイッチはどこにあるんだろう…」

そう思ったことがあるのは私だけじゃないはず。

だらだらしながら「あれやらなきゃ~でもやる気しないな~」ってなったことありませんか?

でもやる気に頼ってもいつまでたっても動けません。

なぜなら、脳はやり始めないと活動しないから。

だからこそ、始める最初のハードルをものすごく低くすることが大切。

私は「毎日4時間はブログをやる」と決めたものの、2日目で挫折しました(笑)

そこで最初のハードルをものすごく下げることにしたんです。

ブログを書くにはパソコンを開くところからはじまる…

てことで「毎日、パソコンを開く」ことを目標にしたんです。

パソコンを開いたら、ブログも一応開いてみるかという気分になるから不思議です。

しかもパソコンを開いたら目標は達成されるので、自分をダメな人間だな…と否定することもなくなりました。

目にみえないやる気に頼らず、まずものすごく低いハードルを毎日こなすことが大事です。

失敗と自己否定をわけて考える

上記の私の「毎日ブログを4時間やる」が失敗だったように、あらたな習慣を身につけるとき、失敗は必要不可欠であることを肝に銘じておきましょう。

そして失敗しても落ちこまないこと。

人にはネガティブなことほど記憶に残る「ネガティビティバイアス」という性質をもっています。

ネガティビティバイアスとは

人はポジティブな情報よりも、ネガティブな情報に注意を向けやすく、記憶にも残りやすい性質を持つ、ということを表す心理学用語。たとえば個人の過去の記憶でも、幸福な思い出よりは、辛い経験のほうが鮮明に記憶される傾向がある。

情報・知識オピニオンimidas より引用

失敗というのは単に「この方法はうまくいかなかった」という事実なだけなので落ちこむ必要はありません^^

村上春樹の徹底した習慣づくり

村上春樹はノルウェイの森、海辺のカフカなどを書いている作家さんです。

名前くらいは聞いたことあるのではないでしょうか^^

そんな村上春樹の習慣を2つ紹介します。

  1. 徹底して途中でやめる
  2. 時間を天引きする

1.徹底して途中でやめる

村上春樹は作家なので毎日、原稿用紙10枚分を必ず書くそう。

8枚でこれ以上書けないと思ってもなんとか10枚書く。逆にもっと書きたいと思っても10枚以上書かない。

もっと書きたいという気持ちを明日のためにとっておくらしい。

私はついキリがいいところまで…とか思ってやってしまう(笑)

2.時間を天引きする

1日は24時間。

でも村上春樹にとって1日は23時間。

なぜなら1日のうち1時間は【走るor泳ぐ】かするそうで、この運動は必須なので時間を天引きして1日は23時間と考えているそう。

時間を天引きするって発想がすごい。

共感しまくった言葉

私が今回「そうそう、わかる!」と共感しまくった言葉がこちら。

やりたいことに夢中になっているときは、他の人が何しようが大して気にならない。それどころじゃない、という感じになってくる。

しかし、やりたいことができず、自分のことをダメだと思っている人は、他人の努力の結果を大したことがないと言いたくなる。自分が努力できていなければ、他人の努力を打ち消したくなる。

ぼくたちは習慣で、できている。から引用

自分が最高に幸せ!って思ってるときってあんまり人のこと気にしてなくないですか?

例えば、ディズニーランドでは多くの人がディズニーキャラの耳つけてはしゃいでますよね。

(義父も行くたび耳つけてはしゃいでます^^)

でもみんな夢の国にきて幸せだから人のこと気にしてないし、見ても

「ふふ、楽しそう♪いいね♪」

ってさらに幸せな気分になります(よね?)

自分を否定しているときは、他の人も否定したくなる

やるべきことができていないとき、自分を否定しているとき、自分に対してイライラするのをごまかすように人にイライラをぶつけてしまう気がします。

私もやるべきこともやらずに1日中ダラダラしてしまったときは罪悪感がすごい。

「夫が仕事をがんばっているときに私はダラダラして…」と思ってしまう。

そして夫が仕事から帰ってきたとき、罪悪感からイライラを夫にぶつけてしまうことがある^^;

罪悪感を手放すことも大切だね

実践したこと

本を読んで満足、ではもったいない。

私は読んで学んだことで、1つでも行動できそうなことは実践するようにしています。

今回実践したのは2つ。

実践したこと
  1. 大人の時間割をつくる
  2. 食事もルーティン化する

感想

感想を一言でまとめるなら

めちゃくちゃおもしろかった!

語彙力ないけど、これに尽きる。

私は毎月10冊以上は読書していますが、久しぶりに

おもしろっ…!もっと読みたい。いや、でもじっくり読みたい。

と葛藤しつつ読みました。

結果すでに3回くらい読んでます。

私はミーハーなので、有名人の名前がたくさんでてきたり、実験について書かれているとテンション上がるっていうのもあるかも(笑)

まとめ

今回は佐々木典士さんの著書『ぼくたちは習慣で、できている。』についてまとめました。

「やめたい習慣があるのにやめられない…自分はなんて意思の弱い人間なんだろう」

と自分をダメだと思っている人にこそ読んでほしいです。

自分なりの習慣を身につけて、楽しい人生にしていきましょー^^

書籍情報

タイトル:ぼくたちは習慣で、できている。

著者:佐々木 典士

出版社:株式会社 ワニブックス

出版年:2018年6月26日

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