夫が借金していたことが発覚。
返済もあるし、家計はきつい。
借金していた夫のお小遣いっていくらが妥当なんだろう?
この記事を読んでいるあなたは、そんな風に悩んでいるのではないでしょうか。
今回は夫がギャンブル依存で借金までつくっていた我が家の情報をもとに解説していきます。
参考にしてもらえたら嬉しいです^^
我が家の情報
夫のギャンブル依存は約10年続きました。
ギャンブルだけで作った借金は総額で500万を超えています。
2018年には任意整理までしました。
そんな夫も現在はギャンブルをやめて約1年がたっています。
お小遣いは約20,000円
夫のお小遣いの内訳はこんな感じ。
・タバコ 12,000円
・ジュース 3,000円
・楽天edy 3,000円チャージ
・現金 小銭のみ
合計 18,000 + 小銭
(飲み会、遊びの予定があるときは、そのときに別途で必要な額を渡していました)
お酒は飲まないのが救いです。
タバコ以外はほとんど飲食用。
ほぼ娯楽品というか嗜好品なので「無駄遣い」と思う方もいるかもしれません。
ただ仕事をするうえでストレスはたまるでしょうし、仕方ないと割り切っていました。
タバコ、ジュースは一緒に買い物に行ったときに買って、楽天edyのチャージも私がしていました。
楽天edyカードの理由
わざわざコンビニに行ってチャージしていました。
それならPayPayとかの方がスマホで送れるし楽じゃない?
そうです、ほんとはPayPayとかスマホ決済の方が私も楽です。
だけどPayPayってギャンブルに使えちゃうんですよ。
今はネットで競輪のチケットを買える時代。
競輪のチケットもPayPayで買えちゃうんです。
実際に夫はネットでできる競輪にも何十万とお金を突っ込んでいたので、スマホ決済できるものは我が家では『ナシ』でした。
edyカードも余計な機能がついていない、チャージしないと使えないカードがおすすめ。
カード本体は330円の送料無料で買えます。
Edy-楽天ポイントカード現金は小銭のみ
現金は1,000円を超えない小銭でもたせていました。
(1,000円札があるとパチンコに使えるため。)
基本的には700円~800円くらい。
これは夫自身が
「もう強制的にでもパチ屋に行きたくない、パチンコ依存をなんとかしたい」
という状況だったからできたことでもあります。
ギャンブルに狂ってた時期は7,000円とかでも3日後には足りないと言われてましたよ…
職場の環境にもよる
夫は工場勤務で作業着のままで出勤するタイプだったので、同僚と仕事おわりにご飯行くとかもなかったんですよね。
営業とかだと急な接待とかもあるでしょうし、小銭しかもたないというのは職場の環境によると思います。
お小遣いが足りないと言われたら
何にどれくらい使っているのか記録して見せてもらいましょう。
「記録するなんてめんどくさい」といわれたら、ざっくりでいいので内訳を教えてもらってください。
※めんどくさいなんて借金してたのにどの立場で言ってんの?!と思うでしょうがぐっとガマンです(笑)
いくらあれば満足なのか聞いてみる
いくらあれば満足なのか聞いてみましょう。
あまりにも現実的ではないことをいうなら、家計簿をみせるのがおすすめ。
家計簿をみせよう
家計簿って書いてますかね?
書いてない人は1か月だけでも書いてみてほしいです。
貯金がけっこうある場合は絶対に隠す
貯金がけっこうある場合は要注意。
旦那さんに絶対にバレないようにしてください。
「こんなに貯金あるんだ!じゃあもっと使っても大丈夫じゃん!」とか考えてしまう可能性があります。
(借金している人はもう思考からちがうんです)
いつも使ってる家計簿に貯金額を書いている場合は、ルーズリーフ1枚とかに1か月分だけの家計簿を書いて見せた方がいいかもしれません。
男の人は数字で見せた方がいい
女の私たちは感情に訴えかけてしまいがちですが、男の人には理解できません。
明確にわかる数字の方が男の人には理解してもらいやすいです。
旦那さん自身に答えを出させよう
旦那さんを頼る感じで
「あなたの満足するお小遣いにするには、どこをけずったらいいのかな?」
と聞いてみましょう。
そこで例えば食費をけずれと言われたらほんとにけずってみましょう。
もちろんあなた、お子さんは今まで通りちゃんと食べてくださいね。
旦那さんが食べるごはんのときだけ、かなり質素にしてみればいいのです。
必要な生活費だけもらう方法もあり
おすすめなのは必要な生活費分だけもらって、あとはあなたのご自由にどうぞスタイル。
1つ大事なことは
『生活費は絶対にもらいます。それ以外はあなたのご自由にどうぞ。借金の返済もあなたが自分でしてください。もしまた借金が増えても私は返済しません。』
と冷静に伝えること。
あなたの生活と借金は分けて考える
生活費を管理する理由は【あなたの生活を守るため】です。
旦那さんをギャンブルに行かせないためではないんです。
『あなたの生活』と、『旦那さんが作った借金』は分けて考える必要があります。
借金は繰り返す
借金の理由はさまざまだと思いますが、ここでは借金=ギャンブルで作ったものとして考えます。
ギャンブルで借金を作った人はほとんど繰り返すといっていいと思います。
給料を全部管理したらお金がないから行けなくなるのではないか?
答えはNoです。
お金がなくなったら借金したら借りられます。
ギャンブル依存になった人はどこからでもお金を集めてギャンブルします。
ギャンブルにいくのをやめさせる、というのは本人がやめたいと思わない限り不可能に近いです。
絶対に借金の肩代わりはしないこと
なにより絶対に覚えておいてほしいこと。
それは『借金の肩代わりは絶対にしてはいけない』ということです。
利息がもったいない、なんとかしないと!
その気持ちは痛いほどわかります。
(私が実際そうでした)
でも借金の肩代わりをしてもらった人ってほぼ高確率で繰り返します。
利息がもったいないからと肩代わりしたところで、その利息分の何倍にもなる借金をしてくることだってありえるんです。
まとめ
今回は借金が発覚した夫のお小遣いの額についてまとめました。
・お小遣いは話しあって決める
・家計簿をつけて数字にして見せる
・あなたの生活と旦那さんの借金は分けて考える
・借金の肩代わりは絶対にしない
1番信頼していた人が借金をしていたなんてかなりショックですよね。
借金の原因がギャンブルならなおさら。
「借金をつくる旦那なんて別れたほうがいい」
その意見も間違いではないと思います。
私も夫のギャンブルと向き合って辛いことがたくさんありました。
何回泣いたかわかりません。
それでもようやく現在は平穏に過ごせています。
少しでもあなたの参考になればうれしいです。